花粉症外来 :: 診療内容
当院では、年間を通じて花粉症の治療を行っています。
院内にも花粉症のスタッフさんがいるので、花粉症の辛さはよくわかります。特に、働いている方からのご希望が強い、「眠気が起きにくい」花粉症の薬を、積極的に処方しております。
鼻水やくしゃみといった辛い症状を抑える内服薬はもちろんのこと、点眼薬・点鼻薬の処方も行っております。また、採血でのアレルギー検査も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
花粉症は、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などとセットでかかってしまう人が少なくありません。人によっては、同時に症状が出るのではなく、ある時期は花粉症、ある時期はアトピーなど時期をずらして、違う症状が出ることもあります。
当院では、「眠くなりにくい薬」「つらい症状を抑える薬」など、患者さんのご希望に応じて、花粉症の症状を軽減するお薬を処方し、治療を行っていきます。
漢方での治療も行っておりますので花粉症の症状がある方は、ご相談ください。
季節別 花粉の種類
季節 | 症状の期間 | 原因物質(アレルゲン) |
---|---|---|
春 | 主に樹木の花粉の飛散時期です。 花粉症を発症する人が最も多いのもこの季節ですね。 |
スギ・ヒノキ・ネズ・シラカバ・ハンノキ・コナラ・リンゴなど |
夏 | 主にイネ科の花粉の飛散時期です。 他の人より遅く花粉症の症状が出る人は、これらの花粉が原因かも知れません。 |
カモガヤ・オオアサガエリ・ハルガヤ・ホソムギ・スズメノテッポウなど |
秋 | 主にキク科の花粉の飛散時期です。 少し肌寒くなってくる時期ですが、風邪と勘違いせず、治療する必要があります。 |
ヨモギ・ブタクサ・カナムグラ・ギシギシ・カラムシなど |
花粉症治療について
アレルギー性鼻炎(花粉症)の患者さんは、原因となる植物によって、発症する時期、症状、経過が違います。どんなお薬が効果があるのか、副作用(眠気)の程度はどうか…など、人によって異なりますので、生活スタイルや希望にあわせて、どんなお薬を使っていくか、相談しながら、一緒に決めていきます。
また、「花粉症」と既に診断されている方は、花粉が飛び散る時期より少し前からお薬を服用することで、症状が抑えられます。例えば、スギ花粉症の方は、2月上旬頃から予防的として、軽いお薬を飲むことで、本格的なシーズンが来た時につらい症状を軽減することができます。
花粉が飛び始める前までに花粉をブロックできるように、早めの受診をおすすめします。
2022年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測
飛散開始時期
スギ花粉は2月上旬から飛散開始します。飛散のピークは、例年並みとなるところが多く、名古屋は2月下旬から3月下旬でしょう。
スギ花粉は飛散開始となる前から、わずかな量が飛びますので、早めの対策を心がけてください。
スギ花粉のピークが終わると、ヒノキ花粉が飛び始めます。
ヒノキ花粉のピークも例年並みで、名古屋では3月下旬〜4月中旬が飛散のピークとなるでしょう。
飛散量
飛散量は、全国的に例年並みの見込みです。前シーズン比(2021年春との比較)で見ると、北日本や北陸で多く、関東や東海では同程度、飛散量が多かった西日本では今年は少ない予想です。
平年並みに飛散しますので、事前に対策をしっかりと行って花粉シーズンをお過ごしください。
アレルゲン(原因物質)検査
当院では、アレルゲン検査を行っております。検査は採血で行います。
アレルギーの原因物質がわかれば、症状の強い時期を予想でき、対策も変わってきます.予防、重症化、難治化を防ぐためにも原因物質を一度調べてみましょう。
花粉症 関連リンク
- スギ花粉前線・各地花粉飛散予測数の情報
- URL:http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/hisan/
- 各地の詳細情報(地域別のポイント、今年の予測数、前年実測値、過去10年平均値)が見られます。
- お天気情報サイト 「ウェザーニュース」の週間花粉予報
- URL:http://weathernews.jp/pollen/
- 全国・地域の花粉飛散予報が見られます。
日曜・祝日も診療
病気やケガにお休みはありません。
当院では年中無休で診療を行っています。
診療時間
(休診:火曜・木曜・金曜・土曜の午後)
9:00~12:00
15:30~18:00